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ヨガは有酸素運動?ダイエットはできる?ヨガのメリットや効果

日々きれいになりたいとダイエットをがんばっていても、なかなか効果は感じられないと不安になっていませんか。有酸素運動であるヨガにはダイエットに効果があると聞きますが、なぜ有酸素運動がいいのでしょうか。この記事では、ヨガのメリットと効果についてご紹介します。

ヨガイメージ

「身体をしぼりたい」「よりきれいになりたい」とがんばっていても、効果がでない運動をしていたらがっかりしますよね。ダイエットに最適なのは有酸素運動だとよく耳にしますが、ヨガはどうなのでしょうか。
ここでは、ダイエットに関心がある皆さんに向けて、ダイエットに効果ありとされる「有酸素運動と無酸素運動の違い」「ダイエットに効果的な運動」「ヨガのメリットや効果」について分かりやすく解説します。運動と酸素の関係が分かれば、ヨガや運動をするときにそのダイエット効果を、より高めることができるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

ヨガは有酸素運動?無酸素運動?ダイエット効果との関係

ダイエットには、有酸素運動がいいと聞きますが、「有酸素運動と無酸素運動の違いがよく分からない」という人も多いのではないでしょうか?ここでは、それぞれの具体的な例を挙げ、運動の効果やヨガの目的などを解説します。

有酸素運動、無酸素運動とは何?それぞれの違いについて

有酸素運動

有酸素運動とは、筋肉への負荷が比較的軽い運動のことです。筋肉を動かすためのエネルギーの一つに酸素を使うことから「有酸素運動」といいます。一般的に水泳やウォーキング、ジョギング、サイクリング、エアロビクスなどが該当し、これらの運動を一定時間行うことで、脂肪の燃焼や心肺機能の向上といった効果が期待できるでしょう。ほかにも基礎代謝を上げてスタミナアップや血圧の安定といった効果もあるので、健康に気を使う人にもおすすめです。

一方、無酸素運動とは、短時間に集中的に負荷をかける強度の高い運動のことです。呼吸をしないのではなく、筋肉を動かすエネルギーに酸素を使わないため「無酸素運動」と呼ばれています。無酸素運動には、短距離走や筋トレ、投てき、重量上げなどがあり、筋量や筋力を高める効果が期待できます。
また、健康維持、体力維持を目的に取り組む人も多く、転倒によるリスクの軽減や生活習慣病の予防などにもおすすめです。

有酸素運動であるヨガのメリットやダイエット効果

ヨガは、一定時間身体を動かし、酸素をエネルギー源にする有酸素運動の一つです。サンスクリット語で「つながり」を意味するというヨガは、身体と心をつなげることで心身の緊張をほぐすことを目的にしています。ヨガを行うことで心身のバランスがとれると、「身体のゆがみが改善する」「自律神経が整えられる」「血糖値・コレステロールなどの症状が緩和する」といったことが期待できるでしょう。

また、ヨガならではの魅力として、有酸素運動を行いたいけれど年齢や運動に自信がない人でも挑戦しやすいことが挙げられます。ヨガの目的はより難しいポーズをとることではなく、身体の動きや呼吸を意識してポーズをとり、心身を鍛えることだからです。ヨガの呼吸法によって十分に酸素を取り込みつつ、身体の各部位を意識して動くことで、有酸素運動として脂肪燃焼や効率よくインナーマッスルを鍛えられていくでしょう。

ヨガは負荷や動きによっては無酸素運動になる

有酸素運動の代表格として知られるヨガですが、負荷のかけ方や動き・ポーズを正しく行わないと効果が半減してしまいます。ポーズによっては、強い負荷をかける無酸素運動になるものもあります。有酸素運動の効果を十分に得たいのであれば、ポーズや呼吸法を大切にしましょう。

まずは、腹式呼吸を意識することです。息を吸ってお腹を膨らませたあと、息を吐き出すときにお腹をへこませることで、お腹まわりが引き締められます。それと同時に、インナーマッスルが鍛えられたり、体脂肪を燃焼しやすくなったりするのも、ヨガの呼吸法のメリットです。アウターマックスを鍛えたいなら、身体の各部位に効果的なポーズを知っておくことも大切になります。

  • ヴャーグラアー
    サナ

    お尻や太もも、腰を引き締めたい人はトラのポーズ

    ヴャーグラアーサナ

  • ヴィラバドラー
    サナ

    下半身を引き締めたい人は戦士のポーズ

    ヴィラバドラーサナ

  • ウッティタ・
    パールシュヴァコナーサナ

    柔軟性を高めつつ脇腹を引き締める

    ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ

気になる部位に刺激を与えるようなポーズをとりましょう。ヨガを行う際のポイントは呼吸法です。ゆったりと深い腹式呼吸を行うことで、酸素を身体の中に取り込むことができます。息を止めて動いてしまうと、効果が半減する中途半端な運動をする羽目になってしまいますので、正しい呼吸法を意識しながら、短時間でもいいので毎日行うようにしましょう。

筋トレ→ヨガ(有酸素運動)?効果的な順番で相乗効果を得よう

身体を引き締めたいと考えている人は筋トレにも興味があるのではないでしょうか。無酸素運動の代表格ともいえる筋トレは、有酸素運動のヨガと組み合わせることで、ダイエット効果をより高めることが期待できます。ここでは、ヨガと筋トレの効果を確かめつつ、それぞれの効果をより高める方法について解説しましょう。

ヨガの効果は、代謝アップと脂肪燃焼効果

有酸素運動であるヨガは、脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。年配の人や運動が苦手な人でも気軽にチャレンジできるため、運動不足の解消にもつながります。ヨガのダイエット効果をさらに高めたいなら、ぜひ挑戦してもらいたいのが、ホットヨガ。温度約38度、湿度65%の環境下で行うヨガのことをホットヨガといいます。

温度と湿度が絶妙なバランスに保たれた環境のもとで大量に汗をかくと、新陳代謝がアップし、脂肪燃焼効果も高まります。やせやすく太りにくい身体を作れるうえに、余分な水分を出すむくみ解消効果も。インナーマッスルを鍛えつつむくみを改善し、見た目もすっきりするというのがヨガによるダイエット効果なのです。

筋トレの効果は、基礎代謝アップと成長ホルモンの分泌

無酸素運動である筋トレには、筋力が増加することによりさまざまな効果が期待できるしょう。筋肉増加は、基礎代謝が上がるため、太りにくい体質に変化します。筋肉がつくことで「身体が引き締まる」「美しい姿勢を維持しやすくなる」といった見た目にも効果がでるでしょう。

また、20代になると成長ホルモンの分泌が大幅に減少します。成長ホルモンには、臓器や筋肉などの発達を促し、身体の機能を作る働きがあり、成長期には成長ホルモンのおかげで太りにくく、肌もツヤツヤ。そんな年齢とともに減少する成長ホルモンですが、睡眠やバランスのよい食事、定期的な運動などを行うことで、分泌を促す効果があります。さらに、運動強度が高くなると多くの成長ホルモンが分泌されるので、これを利用しない手はありません。

ダイエットしたいなら、筋トレ→ヨガの順番で運動

ヨガイメージ

有酸素運動には脂肪燃焼効果がありますが、運動を開始したときは、食事で摂った糖分をエネルギーに変えています。糖分を使い果たしてから体内の脂肪を糖分に変えてエネルギーにするため、脂肪が燃焼し始めるのには一定の時間がかかってしまいます。

一方の無酸素運動は、自分の体内にある糖分をエネルギー源とします。さらに運動強度が高くなると、多くの成長ホルモンの分泌を促し、成長ホルモンは脂肪の分解効果を高めます。短時間で効果が発揮しますが、有酸素運動と違い長時間行うことはできません。

ダイエットを志す人におすすめしたいのが、筋トレで多くの成長ホルモンの分泌を促して脂肪の分解を高めたあと、有酸素運動であるヨガで脂肪燃焼を行う方法です。この順番で運動することで、有酸素運動が脂肪燃焼効果を発揮するまでのタイムラグを最短化でき、ヨガによるダイエット効果の倍増が期待できるというわけです。

ヨガの有酸素運動以外のメリットは?ストレス解消やストレッチ効果がある

ヨガのメリットは、運動面以外にもたくさんあります。ここでは、ヨガによるメンタル面のメリットや体調改善につながる効果について、分かりやすく解説します。

ヨガのメリット1:ストレス解消、メンタルヘルスに効果あり

毎日何かと忙しく、ストレスをためがちだという人も多いのではないでしょうか。そんな余裕がない日々を送っている人も、ヨガで深く呼吸しながらポーズに集中することで、気分が晴れやかになるかもしれません。スタジオで身体を温めながら行うホットヨガなら、心のもやもやしたものが大量の汗とともに流れ去り、爽快感を感じられるはずです。

レッスンに集中すれば、余計なことを考えずにすみ、心身ともにリフレッシュできます。汗をかきつつリラックスして運動できるのは、ホットヨガならではのメリットです。深い呼吸とポーズに集中すれば、ストレス解消や安眠の効果が期待できて、メンタル面でも健康になれるでしょう。

ヨガのメリット2:血行促進・便秘解消に効果あり

ヨガは、身体を整えるのにも有効とされています。ヨガのポーズをとり、全身を動かすことで身体の中から温められ、血行もよくなるでしょう。肩甲骨まわりを動かせば、頑固な肩こりの緩和も期待できます。高温多湿の環境でポーズをとるホットヨガなら、身体もよりいっそう温まり、血行改善の効果も高まります。水分の排出がスムーズになり、むくみを解消する効果も期待できるでしょう。

便秘解消に効果あり

また、筋肉のバランスを整えて骨盤のゆがみを改善し、内臓機能を正常にする働きも。継続的にヨガを行うことで筋力がアップし、便を押し出せるだけの腹筋がつくため、便秘解消にもつながります。ストレスの影響を受けやすい腸の働きも、本来の機能を取り戻せるようになるはず。ホットヨガで汗をたっぷりかけば、新陳代謝が促され、デトックス効果も期待できるでしょう。

まとめ

有酸素運動であるヨガのメリットやダイエット効果について解説してきました。改めて、その内容を確認してみましょう。
・有酸素運動とは筋肉への負荷が比較的軽い運動のこと
・有酸素運動は筋肉を動かすエネルギーの一つとして酸素を用いる
・有酸素運動は脂肪燃焼の効果が期待できる
・ヨガのポーズや呼吸法は正しく行わないと効果が半減する
・ヨガに筋トレを加えることで、それぞれの効果が高まる
・筋トレのあとにヨガをすることで、ダイエット効果の倍増が期待できる
・ヨガの深い呼吸とポーズにより、心身ともにきれいになる

ここに挙げたようなヨガの効果をより効率的に感じたい方には、結果にこだわるホットヨガスタジオ「loIve(ロイブ)」がおすすめです。インストラクターの指導のもとでダイエットヨガプログラムに取り組めば、身も心もきれいになるはず。ロイブには、無料体験レッスン(60分)もありますので、どうぞお気軽にホットヨガを体験してみてくださいね。

このコラムの監修者

トレーナー 北島里枝
10代でヨガに出会い、心と体を健康で快適に導くヨガの教えに魅了されヨガ指導の路へ。ロイブ札幌店にて10年以上メインインストラクターを経験し、現在はロイブTOPトレーナーとして、トレーナー・スタッフ育成、RYT200指導、WS・TT開催、イベント出演など活動中。
産後30kg減量した経験から生理学や心理学に基づいたダイエットメソッドを確立し、多くの女性のダイエットアドバイザーとしても活動している。

”健康は美容のバロメーター”
内なる健やかさは外面に表出します。ヨガの教えは心身健康で幸せに生きていく方法でもあるということの体現者として、日々精進し続けてまいります。

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