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ホットヨガでダイエットを成功させるには?
ヨガのメリットと食事のコツ

ホットヨガのスタジオに通いながら、ダイエットを成功させたいと考えている人に、ホットヨガのメリットや、効果的なレッスンの取り入れ方、おすすめのプログラム、そして気を付けたいポイントなどについても紹介します。きちんと基本を押さえて、理想的なボディを目指しましょう。

ホットヨガでダイエットを成功させるには?ヨガのメリットと食事のコツ

「理想の自分を目指したい」「しなやかで美しいスタイルになりたい」と思ってホットヨガに通い始めた女性は多いのではないでしょうか。しかし、「ホットヨガで本当にダイエットできるの?」「始めてみたけれど、すぐには変化が見られない」と思っている人もいるかもしれません。

そこで、大切なのはホットヨガとはどんなものなのかをよく知ることです。そうすると、なぜ多くの人がダイエットにホットヨガを選んでいるのかが見えてきます。この記事では、そんなホットヨガの効果や、ホットヨガのレッスンと並行して意識しておきたい食事の改善のポイントなどについて解説しています。
自分の魅力を最大限発揮するためにも、この記事をぜひ参考にしてください。

ホットヨガがダイエットに効果がある4つの理由

ホットヨガがダイエットをしたい人に人気の理由は、大きく分けると4つです。ここでは、ホットヨガのダイエット効果とその理由について解説していきます。

有酸素運動であるホットヨガは脂肪燃焼効果あり

運動には、無酸素運動と有酸素運動があります。短時間で激しく動く無酸素運動は、グリコーゲンをエネルギーに変えるもの。一方、長時間かけてゆったり動く有酸素運動は、呼吸で取り入れた酸素を利用し、体内の糖や脂肪をエネルギーに変えます。ヨガは、ジョギングやランニング、スイミングなどと同じ有酸素運動の一つです。

身体に感じる負担は少ないものの、腹式呼吸でしっかりと酸素を取り込んで身体を動かすため、体脂肪の燃焼が期待できるのです。有酸素運動の体脂肪燃焼効果は、運動を始めてから20分以上継続することで得られるとされています。ヨガを行う場合も、20分以上続けることで内臓脂肪や皮下脂肪を落とすことが期待できるのです。

インナーマッスルを鍛えて、痩せやすい体に

ヨガをするメリットの一つに、インナーマッスルを鍛えられるということが挙げられます。インナーマッスルとは、脂肪や内臓を下から支える筋肉で、これがゆるむことでいわゆる「ポッコリお腹」ができあがってしまうのです。また、ヨガのポーズで不安定になるのは、インナーマッスルが弱いからだとも考えられます。

ホットヨガではゆったりとした動きの中で、普段使っていない筋肉やインナーマッスルが鍛えられます。そして、基礎代謝が向上することで、痩せやすい身体になると言われています。また、美しい姿勢も保ちやすくなります。

自律神経が整うことで、ダイエット効果

ダイエットをするうえで、自律神経と食欲の関係は見過ごせません。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、心身が緊張し、交感神経が優位になっているときは、食欲が抑制されます。一方、緊張がほぐれ、副交感神経が優位になっているときは、食欲が出やすくなります。つまり、自律神経のバランスが整っていれば、ほどよい食欲の状態になると考えられています。

また、運動しているときには、交感神経が優位となり、副腎からはアドレナリンが分泌されています。アドレナリンは、消費カロリーを上げて余分な脂肪を燃焼させる働きがあります。

アドレナリンが活躍するためには、自律神経のバランスが整っている必要があります。つまり、「食欲のコントロール」と「脂肪の分解」において、自律神経が果たす役割は非常に大きなものなのです。

そんな自律神経を整えるためには、正しい姿勢や腹式呼吸による深い呼吸、ストレッチ、有酸素運動などが大切ですが、これらの条件をすべて満たすのが、ホットヨガです。

運動不足解消とストレス発散になり、リバウンド防止

ホットヨガがダイエットに効果的だとされるのは、リバウンドが防止しやすいことも理由の一つです。実は、急激に体重を減らしたとき、身体は今までの状態を維持しようと過度に栄養を吸収し始めます。さらに、ある程度ダイエットが成功した安心感や開放感から食欲が増加するため、多くの人がリバウンドしてしまうのです。

リバウンドを防止するためには、以下のような注意が必要になります。

  • ダイエット時に急激に体重を減らさない

  • 過激な食事制限をしない

  • 体重にこだわりすぎない

  • 筋肉量を落とさない

ホットヨガは、室温38度・湿度65%以上の環境の中で、身体を動かすもの。無理せずに身体を動かし、楽しみながら運動できるため、日常生活のストレスなども発散でき、心身共にリフレッシできるでしょう。
「無理のない中で筋肉を鍛えられる」「基礎代謝を上げられる」などの条件も無理のない美ボディ作りに適しているといえそうです。

ダイエットにホットヨガを活用した事例

実際に、多くの人がダイエットを行うために、ホットヨガを利用しています。そんな事例をご紹介します。

食事制限はしたほうがいい?ホットヨガと食事のコツ

ダイエットをしたい人におすすめとされるホットヨガですが、その際、食事制限は必要なのでしょうか。ここでは、ホットヨガを行う際の食事のコツを3つ紹介します。

レッスンの前後2時間程度の食事は控えよう

スタジオでホットヨガを楽しんだあと、お腹が空いたからとすぐに食事したり、レッスン直前に食事をしたりするのはおすすめできません。レッスン直前に食事をすることで、腹痛を引き起こす可能性があるからです。

食後から運動までの時間がさほどない状態では、胃の中にはたくさんの食事が残っています。この段階で運動すると、筋肉に多くの血液がとられてしまい、胃腸に配分される血液は減少することになりかねません。これによって胃腸が酸素不足に陥り、何らかの痛みが生じる可能性があります。

また、レッスン直後は内臓の代謝が上がり、摂取した食事のエネルギーを吸収しやすくなっています。同じような食事量や内容でも、よりエネルギーを吸収しやすくなるため、ダイエットをする人にとってのデメリットになりかねません。そういった意味でも、レッスン前後2時間は食事を控えるようにしましょう。

水分補給はしっかり、常温のミネラルウォーターがおすすめ

高温多湿なスタジオで行うホットヨガでは、大量の汗をかきます。水分を摂取しないでいると脱水症状に陥りかねないため、水分補給は欠かせません。ホットヨガのレッスンを受ける際は、事前にコップ1杯程度の水分を摂取しておきましょう。この水分を「呼び水」にして、汗をかきやすい状態を作り上げていきます。

また、レッスン中は、1リットル程度の飲み物を用意しておき、こまめに喉を潤すことが大切です。糖分が多いスポーツドリンクは、ダイエットには不向きで、利尿作用がある緑茶なども脱水症状を引き起こす可能性があります。また、内臓を冷やしてしまう冷たい飲み物も、ホットヨガには不向きです。

おすすめなのは、常温のミネラルウォーター。汗をかくと体内のミネラルも一緒に排出されますが、ミネラル不足の状態では貧血やめまいになることもあります。だからこそ、レッスン中は、ミネラル豊富なミネラルウォーターを常温で飲むのがおすすめです。

身体が必要としている食べ物を、おいしくいただこう

ダイエットをしているからといって、無理な食事制限をするのはおすすめしません。身体が欲しているものを、おいしくいただくことは、ストレスをためないためにも大切です。ただし、食事内容を決める際に少し注意したいのが、栄養素をバランスよく摂取することです。

食事のイメージ

良質な筋肉を作るのに欠かせない「タンパク質」や、タンパク質の吸収を助ける「ビタミンC」、ミネラル、食物繊維などを豊富に含む食品をダイエット中でもバランスよく摂取することが理想です。低カロリー高タンパクの食材として知られている豆腐や鶏のササミ以外にも、豚肉と野菜を蒸し煮にしたり、スープや味噌汁の具として多めに摂取したりする方法もおすすめです。

また、身体を冷やさずビタミンをたっぷり補給できる温野菜サラダなども良いでしょう。

ホットヨガで痩せるには?レッスンに通う頻度は毎日がいい?

有酸素運動であるホットヨガは、毎日行っても無理がありません。スタジオではダイエットしたい方におすすめのプログラムも複数用意されていますので、その日の目的にあったものを選ぶといいでしょう。

例えばロイブでダイエットにおすすめのプロフラムには以下のようなものがあります。

  • ダイエットヨガ

    ダイエットにおすすめのポーズが多く取り入れられています。できるだけ早めに結果を出したいという人におすすめです。

  • セルトル美脚ヨガ

    マッサージとヨガのポーズで、肌の表面がデコボコするセルライトを撃退して美脚を目指します。

  • スリムアッププレス

    深い呼吸を用いて代謝の向上を促しながらスリムアップを目指します。強度は低めです。

ほかにも、ストレス解消にいいプログラムや肩こりにいいプログラム、お肌にアプローチもありますので、いろいろと挑戦してみると飽きがこなくていいかもしれません。

ただし、ホットヨガを毎日行うことについてはデメリットや注意事項もあります。

例えば、ホットヨガのスタジオは室温が高いため、体調次第ではめまいや吐き気を催すことがあります。ダイエットしたいからといって過度な食事制限をしていたり、忙しいからと睡眠は十分とれていなかったりするような状態で行うのは避けましょう。

また、人によってベストな強度は異なります。自分に合っていない強度や頻度で、毎日無理してレッスンすれば、身体に何らかの害が生じかねません。やりすぎにはくれぐれも注意が必要です。

そして、無理しすぎてしまい続かないというのでは、本末転倒です。スタジオに通ってホットヨガのレッスンを受けるなら、「今の健康状態やレッスンによってどんな悩みを解消したいのか」「どんな自分になりたいのか」をスタッフやインストラクターに相談し、自分の目標や体質、習熟度に合わせたプログラムを受講するようにしましょう。

まとめ

ホットヨガには、脂肪を効果的に燃焼する働きがあります。さらに、基礎代謝が上がり脂肪燃焼効果もアップすることが期待できるでしょう。また、「食欲のコントロール」と「脂肪の分解」に深く関わる自律神経を整えることも可能です。

ヨガをしている女性のイメージ

ただし、ホットヨガのレッスンを受ける場合には前後2時間は食事を控え、レッスン用に常温のミネラルウォーターを用意するのがおすすめです。また、毎日の食事では、良質な筋肉を作るための「タンパク質」とその働きを助ける「ビタミンC」など、バランス良く栄養を摂取するのがポイントです。そして、無理のないプログラム選びで継続して行うようにしましょう。

ダイエットしながら理想のボディを目指したいならば「ロイブ」がおすすめです。ロイブには、さまざまな要望に対応できるプログラムや無料体験レッスン(60分)もあります。初心者でも安心して足を運べるので、まず体験レッスンに挑戦してみましょう。

このコラムの監修者

トレーナー 北島里枝
10代でヨガに出会い、心と体を健康で快適に導くヨガの教えに魅了されヨガ指導の路へ。ロイブ札幌店にて10年以上メインインストラクターを経験し、現在はロイブTOPトレーナーとして、トレーナー・スタッフ育成、RYT200指導、WS・TT開催、イベント出演など活動中。
産後30kg減量した経験から生理学や心理学に基づいたダイエットメソッドを確立し、多くの女性のダイエットアドバイザーとしても活動している。

”健康は美容のバロメーター”
内なる健やかさは外面に表出します。ヨガの教えは心身健康で幸せに生きていく方法でもあるということの体現者として、日々精進し続けてまいります。