2023.11.10
コブラのポーズで期待できる効果と正しい取り方を解説!
コブラのポーズで期待できる効果と正しい取り方を紹介します。コブラのポーズはサンスクリット語で「ブジャンガ・アーサナ」といい、ブジャンガは「大蛇」を、アーサナは「ポーズ」を意味します。コブラのポーズの難易度はそれほど高くありませんので、楽な気持ちで挑戦していきましょう!
コブラのポーズで期待できる効果
コブラのポーズはうつ伏せから上体を大きく反らせる姿が、コブラが首を持ち上げた姿に似ていることから名付けられました。そんなコブラのポーズには4つの効果が期待できるといわれています。
腰痛緩和
腰痛予防には、お腹や背中、お尻を鍛えることがおすすめです。コブラのポーズでは背中やお尻の背筋群が鍛えられるため、腰痛緩和サポートにつながります。
肩こり緩和をサポート
肩こりの緩和には、肩甲骨を意識して動かすことで肩周りの筋肉を鍛え、ストレッチすることが大切です。コブラのポーズは肩甲骨を寄せて胸を開いき、肩周りを刺激するため、肩こりの緩和サポートにつながります。
姿勢を正しく調整する
姿勢を良くするには、背骨を支える脊柱起立筋と体幹を鍛えることが必要です。コブラのポーズは上半身を大きく反らせるため、脊柱起立筋や背骨を鍛え、猫背などの姿勢を調整できます。
背中の引き締め
コブラのポーズは背中を大きく反らすため、背筋の強化をサポートします。また、肩甲骨を寄せて胸を開くため、巻き肩の調整にもなります。デスクワークによる猫背や背中のたるみが気になる方にもおすすめです。
コブラのポーズの正しい取り方
ここからコブラのポーズの正しい取り方を解説していきます。
1.うつ伏せになり足は軽く閉じる。両手は胸の真横にセットし、脇を閉める。
2.息を吸いながら足の甲と太もも、恥骨で床を押し、上体を引き上げる。
3. 顎を引いて目線は斜め前。肘が伸びきらないところで3~5呼吸姿勢をキープ。
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上手くできない時の対処法
続いてよく聞かれる悩みと対処法を紹介します。当てはまる方は今から改善してみましょう!
ポイント1. 顎を引く
顎が上がり首を長く保てない場合、呼吸が苦しくなります。また、顎が上がると骨盤が前傾して反り腰になり、腰を痛める可能性もあります。
顎は引いて首の後ろを長く保ちましょう。そうすると自然と胸が開き、空気の通り道ができますので呼吸が安定してきますよ。
ポイント2. 肩の力みを抜く
上半身を持ち上げることに意識が向くと肩や首が詰まって、苦しくになってしまいます。肩を耳から離し、首の後ろをリラックスさせることが大切です。
肩甲骨を引き寄せてひじを脚の方に下げて締めると、ポーズが取りやすくなります。
ポイント3. 下半身の力も使う
上半身の力だけで起こそうとすると、腰に負担がかかります。足のつけ根からつま先まで、まっすぐなラインを保って恥骨と太ももを使って床を押すと、腰に負担がかからず安定しながら気持ちよくポーズを取れます。
まとめ
コブラのポーズについて理解を深められたでしょうか?実践することで、きっと今までよりも心地よくポーズを取れるようになるはずです。正しいやり方でコブラのポーズを行い、身体の変化を感じていただけたら嬉しいです!
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