2024.02.02
がっせきのポーズ(バッダコナーサナ)の取り方と期待できる効果効能
がっせきのポーズの取り方や期待できる効果効能をご存じでしょうか?がっせきのポーズはサンスクリット語で「バッダコナーサナ」といいます。漢字では「合蹠(がっせき)」と書き、「蹠」は「あしうら」と読むことから、足裏を合わせるという意味です。
期待できる効果
がっせきのポーズは足裏を合わせるだけでシンプルに見えますが、骨盤周りを刺激することで血流が促され、泌尿器や下腹部臓器の働きを正しく整えることが期待できます。
骨盤の位置調整をサポート
がっせきのポーズは、日常生活の癖から生じる骨盤の位置調整をサポートします。骨盤は体の中心にある重要な部位で、上半身と下半身のどちらにも影響を与えます。
骨盤の位置がずれると全身の歪みにつながり、ポッコリお腹や下半身太りの原因になりかねません。逆に骨盤が正しい位置に整えば、全身の歪み改善につながるのです。
冷え性の緩和をサポート
がっせきのポーズによって骨盤周りの筋肉が刺激されると、骨盤内の血液の循環が促されます。
骨盤には足に向かう血管と心臓に戻る血管の通り道があります。骨盤の血行が良くなると体の末端まで血液が巡り、冷え性の緩和につながりますよ。
生理痛の緩和をサポート
骨盤内の血行が滞ると生理痛は強まります。がっせきのポーズによって骨盤周りの筋肉を刺激し、骨盤内の血行を良くすることで、生理痛の緩和が期待できます。
また、ヨガで使われる腹式呼吸と一緒に行うと副交感神経が優位に!心身をリラックスすることでも生理痛の緩和につながります。
泌尿器系の機能をサポート
股関節周辺の血流の循環が促されることで、前立腺や膀胱など下半身臓器の働きの調節が期待できます。
とくに女性の場合は、骨盤周りの筋肉を刺激することで子宮への血流循環が促されますよ。ホルモンバランスの調整にもつながり、更年期や妊娠期の不調、生理不順にもアプローチします。
正しい取り方
1.あぐらで座る。
2.足裏同士を合わせ、かかとは出来るだけ自分の方に引き寄せる。
3.息を吸いながら背筋を伸ばし、吐く息で背骨まっすぐの状態で前屈。
4.股関節周りが気持ちよく伸びるところで3~4呼吸キープ。
上手くできない原因と軽減策
がっせきのポーズが上手くできない方の原因にはどんなものがあるのでしょう?ここから軽減策も含めて解説していきます。
前屈できない
前屈ができない原因は、骨盤が立っていないからかもしれません。2つの座骨で床を押し背骨をまっすぐに整えてから前屈してみてください。
自然と股関節を支点に前屈ができるようになるため、気持ち良くストレッチできるようになるでしょう。
膝が床につかない
股関節周りの筋肉が硬い、もしくはお尻や内ももの筋肉が硬いのかもしれません。この場合は、お尻の下にブロックやタオルを敷いて高さを出すと取り組みやすくなりますよ。
少しずつ高さを調節して、筋肉の柔軟性を高めていくのがおすすめです。
まとめ
がっせきのポーズについて理解を深められたでしょうか?
日常生活で下半身の筋肉が硬くなっていたり骨盤が歪んでいたりすると、血流低下によってむくみや冷えなど体に悪影響を及ぼしかねません。がっせきのポーズを日常生活に取り入れて、体の調子を整えていきましょう!
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