2024.02.02
ガス抜きのポーズでおなかの張りを緩和!基本の取り方や期待できる効果を紹介
ガス抜きのポーズでおなかの張りを緩和しましょう。ガス抜きのポーズの基本の取り方や期待できる効果を紹介していきます。
ガス抜きのポーズはおなかに溜まったガスを抜き、おなかの張りや腸の不調の緩和をサポートしてくれます。ここからご説明しますので、ぜひ取り組んでみてくださいね!
ガス抜きのポーズで期待できる効果
ガス抜きのポーズには、どのような効果があるのでしょうか?確認していきましょう!
便秘の緩和につながる
便秘の原因には水分不足、運動不足、筋力低下、ストレスなどが考えられます。腸は栄養の分解や吸収、便をつくる、便の移動(ぜんどう運動)、排泄などを行っている臓器です。
ガス抜きのポーズは呼吸をしながら太ももを使い、おなかに圧をかけることで腸がマッサージされます。ぜんどう運動が活性化しますので、便秘の緩和につながります。
免疫力の向上をサポート
腸には免疫物質の約70%が存在し、幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の約90%が腸でつくられています。腸内環境が整うだけで、免疫力の向上サポートやストレスの軽減サポートも期待できるでしょう。
腰痛の緩和をサポート
加齢や運動不足による筋力の低下や、同じ姿勢での長時間にわたる仕事や勉強で、腰に負担がかかり腰痛が起きやすくなります。
仰向けの状態で腰まわりを緩められるガス抜きのポーズは、腰痛の緩和をサポートします。デスクワークや立ちっぱなしの仕事の方にも大変おすすめのポーズです。
ガス抜きのポーズの基本の取り方
1.仰向けに寝ます。
2.息を吸いながら両ひざを胸に引き寄せ、両手で膝を抱えます。
3.吐く息で両腕の力を使い、膝を胸の方へ引き寄せ腹部を圧迫します。
4.また吸う息が来たら少し腕の力を緩め、吐く息で引き寄せ、呼吸に合わせて繰り返します。
ガス抜きのポーズが難しい時は
ガス抜きのポーズで手が届きにくかったり、足を引き寄せづらいと感じたりする場合は、片膝ずつ行うことで無理なくポーズが取れるようになります。
取り組み方
1.仰向けに寝ます。
2.息を吸いながら右膝を胸に引き寄せ、両手で右膝を抱えます。
3.吐く息で両腕の力を使い、右膝を胸の方へ引き寄せ腹部を圧迫します。
4.また吸う息が来たら少し腕の力を緩め、吐く息で引き寄せ、呼吸に合わせて繰り返します。
5.反対の足も同様に行います。
ガス抜きのポーズのコツ
ここからはガス抜きのポーズを取る際のコツをお伝えします。気を付けると姿勢が変わって変わってきますよ!
1.腰まわりや背中をリラックスさせる
ガス抜きのポーズでは腰や背中が土台となるため、緊張状態ではうまくポーズが取れなかったり、呼吸が浅くなったりしてしまいます。ポーズを行う前に背中を丸めたり、腰を伸ばしたりするストレッチを行い、リラックスさせてから行いましょう。
2.背骨をほぐす
猫のポーズで背骨1本1本に隙間をあけるようなイメージで行うと背骨がほぐれ、ガス抜きのポーズも取りやすくなります。
まとめ
おなかの張りの緩和サポート以外にも、腰痛や便秘の緩和サポートが期待できるガス抜きのポーズ。呼吸を意識しながら行うことで、さらに腹圧をかけることができますので、より体の変化を感じられるでしょう。
ちょっとしたくつろぎ時間や、日常生活にも取り入れやすいポーズです。おなかの不調や腰まわりのコリを感じた時は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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